映画の話では無くてね

ウチの施設に入所している方のご家族で、毎月東京から面会にこられるキーパソンの方がいる。
面会後、東京に帰られて2〜3日後に必ずといっていいほど、キーパーソンの方からお手紙が来る。
その内容の殆どは、苦情の内容である。
あるときは、本人は後先が短いから、好きな食べ物を食べさせるようにしてほしい。
(また、その食べ物をDMの入所者に配ることもあるが、そのことにも目をつぶって欲しい)
また、あるときは本人の生活機能のレベルはほぼ自立しているのだが、キーパーソンからは個別EX
の要望が出てきたり(本人の心の奥にある訴えを聞いて欲しい・・・・)
今日はこのことについてSWと衝突!!!!
SWの言い分としては、キーパーソンの訴えに一つ一つ解消していきたいとのこと
こちらとしては、もっと本質的な問題(老健でずーとこのまま生活していくことが本人にとって幸せか)
という点に目を向けてみた。
そもそも、本人は老健の生活の中では、歩行器をしようしているが自立している。
杖でも短距離歩行は可能。
去年は札幌〜関西、今年は札幌から道東へ飛行機で旅行もしている。

老健はそもそも福祉の施設であるが、日常生活を絶対保障する施設ではないと考えます。
この入所者においては、老健のような中間施設で生活されるより、より社会交流を営む施設への転所
本人が望むキーパーソンの近くに寸背生活することが出来る施設への入所を促す必要があると思うのです。