東京の老人保健施設

東京都練馬区の介護老人保健施設「すずしろの郷(さと)」が、長期にわたり施設管理者を置いていないとして、都は十四日、介護保険法に基づいて同施設に業務停止命令を出した。介護老人保健施設への業務停止命令は都内で初めて。同施設では二〇〇〇年一月の開設直後から経営陣の内紛が続いて十二億円を超える負債を抱えており、都は施設を運営する医療法人「杏稜(きょうりょう)会」の設立認可取り消しも検討する。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061015/mng_____sya_____012.shtml

そもそも医師を長期配置していなかったのは問題でしょう。
平成18年4月の介護保険改正で厳しくなっていますからね
知らなかったのでしょうか??
また、それ以外にも法人の理事も内紛もあるらしく
今現在入所している方々にも迷惑がかかることでしょう。

突然「2週間内退去」 「すずしろの郷」業務停止
 ■戸惑い、怒る入所者家族
 「あまりに唐突」「行政はもう少ししっかり指導ができなかったのか」−。都の業務停止命令を受けた練馬区春日町の介護老人保健施設「すずしろの郷」では14日、緊急説明会を開催。2週間以内の退去を要請された入所者の家族らは、戸惑いを隠せない様子。緊急受け入れ後も先行きの分からぬ状態に怒りの声をあらわにする人もいた。
http://www.sankei.co.jp/local/tokyo/061015/tky003.htm

施設は誠意をもって対処していただきたいですね。
しかしながら、

東京都練馬区の介護老人保健施設「すずしろの郷(さと)」が14日、都から2カ月間の業務停止命令を受けた問題で、施設を運営する医療法人「杏稜(きょうりょう)会」(高橋裕次郎・理事長代行)は、命令を不服として、取り消しを求める仮処分を東京地裁に申請する方針を固めた。早ければ16日にも申立書を提出する。
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200610150169.html

必ずといっていいほど、施設側はこのような手段をとりますよね。
困ったものです。